~~~平成31年、新たな気持ちはいつもの神社から~~~
Vol.ⅩⅩV Jan. 1. 2019
今年も、静かに年が明けたが、年々、お正月らしい風景や準備といったものが、薄らいでいると感じるのは、世の中が便利になったばかりでなく、忙殺される日常や時間に誰もが追われているからかもしれない。それでも年が改まると、それぞれが、気持ちも新たに様々な決意や祈りを少なからず胸に刻む、この時期ならではの習慣やルーティーンがあると思われる。我が家でもいつの頃からか、年始は必ず神社に初詣に行き、本殿で祈祷をしていただく事が習慣となっている。
今年も、都内に住んでいた頃より参拝している「代々木八幡宮」に元旦に詣でて、家内安全などを祈願してきた。この近辺であれば、「明治神宮」がスタンダードではあるが、人混みと混雑に辟易とするよりは、高台にこじんまりと位置するこの八幡様が適度な賑わいと、落ち着きがあり清々しく感じるのである。
まずは、山の手通りに面した正面から参拝で並んでいる人々の横をすり抜けながら石段を上り手水舎で口と手を清め、昨年いただいたお札や破魔矢などを返却してから、祈祷受付をし、今年は清酒も奉納して、待合所でしばらく待つと、本殿へ案内され、祈祷所の後ろで我が家の名前を呼ばれるのをさらに待つのだが、この待っている間にいろいろなものがみえてくる。小さな子供連れは、周りや神様に気を遣って呼ばれるまで席を外す人もみられるが、子供と一緒に場所を憚らず遊んだり、家族で大きな声で話している人も年々増えている気がして、俗に言う「お里が知れてしまう」ようである。
まずは、山の手通りに面した正面から参拝で並んでいる人々の横をすり抜けながら石段を上り手水舎で口と手を清め、昨年いただいたお札や破魔矢などを返却してから、祈祷受付をし、今年は清酒も奉納して、待合所でしばらく待つと、本殿へ案内され、祈祷所の後ろで我が家の名前を呼ばれるのをさらに待つのだが、この待っている間にいろいろなものがみえてくる。小さな子供連れは、周りや神様に気を遣って呼ばれるまで席を外す人もみられるが、子供と一緒に場所を憚らず遊んだり、家族で大きな声で話している人も年々増えている気がして、俗に言う「お里が知れてしまう」ようである。
さて、我が家が呼ばれると、厳かに御簾(みす)の向こうに座り、祈祷をあげていただき、お札(ふだ)を受け取り、その後、巫女さんの注いでくれた御神酒(おみき)を口に含み、今年も年頭のルーティーンは終了となる。本殿を後にすると、社務所で、おみくじをひき、破魔矢や鏑矢を購入して帰るのだが、必ず出店によって、焼きそばやたこ焼きを手に入れて帰路につくのもまた、毎年のことである。不思議なもので、この一連の行事を終えると、何となく安らかな気持ちになり、今年も始まったのだという実感がわくのである。こんな時、つくづく「日本人だなあ」と自分の深いところにあるDNAに気付くのかもしれない。
ちなみに我が家では、リビングの南向きの一角に小さな神棚を設けて頂いたお札と破魔矢をお祀りしている。今年は、新元号に代わり、何かと慌ただしくなりそうだが、心豊かに過ごせる一年となってほしいものである。
「年頭の厳かな気持ちを忘れずに過ごせますように・・・」
というひとりごとでした。
ちなみに我が家では、リビングの南向きの一角に小さな神棚を設けて頂いたお札と破魔矢をお祀りしている。今年は、新元号に代わり、何かと慌ただしくなりそうだが、心豊かに過ごせる一年となってほしいものである。
「年頭の厳かな気持ちを忘れずに過ごせますように・・・」
というひとりごとでした。
*本文中の写真はイメージです
参考:代々木八幡宮
住所: 〒151-0053東京都渋谷区代々木5丁目1-1
電話: 03-3201-1331
yoyogihachimangu.or.jp
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