Kissのひとりごと

日々のいろいろな場面で感じた心象風景や人生を三倍楽しむために工夫してきた小さなヒント……
などを気ままに綴っていく1片1片がやがて、Kissファンの楽しみとなれば・・・

==== 秋の夜長は・・・====

Vol.X October.01.2017

いつの間にか暦は10月となり、心地よい日々が帰ってきたようで、なんだかほっとするこの頃だが、この静けさもやがてにぎやかなオレンジ色に街中を埋め尽くされ、ハロウィーンの喧噪から年末へのカウントダウンまで今年も一気に駆け抜けていくのだろう。

 

とはいえ、少し大人びた雰囲気を懐かしむように、秋の夜長はアルコールなどに親しんでゆっくり時をやり過ごすのもお薦めかもしれない。我が家では自家製の2年寝かせた梅酒をドリンクサーバーに移し替え、見た目もお洒落と気に入っている。大きめのグラス(こだわるなら、クリスタル)に氷・梅酒とソーダ水を1:1で割って、グラスを揺らしながら氷とクリスタルがふれあう可愛らしい音に耳を傾けるのもまた、楽しいものである。

そして、このゆったりとした夜長という時間を作り出すためには、少し手抜き、いえいえ時短に徹した夕食メニューも必要になってくる・・・かといって、お粗末なメニューはいただけない、という時にとっておきの方法は、1日で2日分のメインメニューを用意してしまう方法・・・・子供も若者も大好きな挽肉料理を我が家では、1日目はオムレツ、翌日ミートソース&パスタもしくは、チャーハンに変身させてしまう。
2日目の調理時間がとても楽になる。
 

レシピはいたって簡単:炒めて1/2に分けるだけ
A:オムレツ
牛豚合挽肉
タマネギ+椎茸+人参  全てみじん切り
*椎茸や人参は好みでよいが翌日を考えるとここで一緒に炒めた方が楽・・
 *分量は通常の2倍(2人分:合挽200g・タマネギ大1/2 他は適量が目安)
  ・鍋に油を適当に入れ、タマネギから炒め、透き通ったら、残りの野菜、挽肉を入れ・塩・胡椒をふり全体に火が通ったらOK(鍋からすぐに別の器に移した方が、油の吸収が少ないので身体には良いかも)
  ・半量を別の容器に移し、冷めたらラップなどして冷蔵庫へ (翌日分)
  ・卵を人数分と塩ひとつまみをボウルにといて油をひき熱したフライパンに1人前ずつ薄焼き卵の要領で丸く流し入れ、先に炒めた具を適量いれて上手に包み込みお皿へ・・
最後に定番のケチャップを添えてオムレツ完成!
冷蔵庫に入れた半量の具は翌日のメインメニューへ


 
B:ミートソース&パスタ(少し酸味のきいた大人のミートソース)
ニンニク 1かけらをみじん切り
前日の具
ブイヨン 3~4ヶ
トマトの缶詰 (ホールトマトでもチョップトマトでも可)1
ケチャップ 適量
片栗粉 適量
パスタ 適量

 
・深めの鍋に油をひいて①を香りが 
 出るまで炒める。
・②④を入れて軽く炒める
・適量の水を入れてかき混ぜ、煮たてながらあくをすくう。
・③を3ヶほど入れ様子をみる
・⑤を入れ味見しながら塩・胡椒で味をととのえる
 *コクが足りないようならブイヨンをたす
・とろみが欲しければ、⑥を水溶きして回し入れる
*ミートソースが出来る頃を見計らって
・別の鍋で湯を沸かし好みの⑦をゆで、ザルにあげたら、オリーブオイルを回しかけておく
少し深めの皿にパスタを盛り、熱々のミートソースをかけて、粉チーズたっぷりで・・
*トマトの缶詰の代わりに生のトマトのへたをとり乱切りにして皮ごと炒めてもOK

C:チャーハン
前日の具
ご飯  適量
卵   1~2個  
塩を少量入れて 常温で溶いておくとよい
・中華鍋またはフライパンに油をひき熱が回ったら③を入れ、炒り卵風  
 にし、②を入れ炒め①を混ぜいれ、さらに炒め塩・胡椒で味をととのえる。
 皿に盛り付け、好みで紅しょうがを添える。
味付けは塩・胡椒+ケチャップでも醤油を少量入れてもOK

A・B・Cいずれも使用する油はサラダオイルでもオリーブオイルでもOK

こうして、作り出した秋の夜長は好きな映画に興じるもよし、ご無沙汰している友人に手紙をしたためるのもよし(くれぐれもスマホやPCは忘れて)、少し日常と違ったほろ酔い気分と時間を愛(いと)おしんで過ごせるのもまた、この季節ならではかも・・・
 
「秋の夜長をゆったり過ごすためにはこんな工夫も・・・」というひとりごとでした。